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ミツイ水産の想いについて

弊社の選択とやるべき事

ここ最近、国内でのふぐの需要が伸び悩んでおります。

1)ここ最近、国内でのふぐの需要が伸び悩んでおります。 景気の狭間で、生産者と価格の変動はともすれば低位価格で推移する事になり、事業の疲弊につながっております。
そこで、弊社ではこれ等の矛盾を打開する為に「ふぐ食文化」の推進を企画する事で、 微力な発信では在りますが、国際水産業界へのチャレンジでもあり、疲弊してきている水産業が少しでも元気になれば、との思いでホームページを立ち上げました。

世界で可食に「難」を示している「ふぐ料理」はズバリ「ドクロマーク」なのであります

2)世界で可食に「難」を示している「ふぐ料理」はズバリ「ドクロマーク」なのでありますが遡ってみますと、このふぐ料理は、魚食文化として冷静に研究成果を見直す事で「安心安全」な料理として考えられるのです。また世間に広く伝える事で、ふぐ以外にも付加価値が上がる事で日本の養殖業の代表魚「ブリ・タイ・平目」等の主要水産物も国際的に広く流通される窓口が出来ると判断致します。

また、海外で人気をはくしている「寿司文化」は目下、国籍不明の様相を残しております。これもふぐ料理が世界的に親しまれて来れば、「寿司文化」は世界の隅々まで日本発である事の認識となり、さらに安心安全な日本の魚で寿司を握る事が国際的にトレンディーと成るのではないでしょうか。

ところで、安心安全な食材であるふぐの提供に於いては、それ相応の加工技術が必要で
		あります。

3)ところで、安心安全な食材であるふぐの提供に於いては、それ相応の加工技術が必要であります。
「ふぐ食文化」を世界に広めて行く為には、これまで蓄積して来た弊社の加工技術の公開を決断した形となり改めて安心安全な食材である事を広く訴えていく所存であります。

国際的な貿易に参入する為には「ふぐの業界」も現状の形から変革して行かなければ成
		らないと判断致します。

4)国際的な貿易に参入する為には「ふぐの業界」も現状の形から変革して行かなければ成らないと判断致します。日本に於いては「天然ふぐ」が品薄になり今後ふぐ文化は「養殖」に頼らなければ成らないと判断しております。
そうなれば養殖ふぐのレベルを高める事は 生産者が最大の努力を必要とする事に成ります。しかし、ふぐの状況は低迷路線を辿っていて需要と供給のバランスが著しく安定しにくい現状にあります。その理由は、案に、ふぐ離れではなくお客様の立場で考えて見ますと「ふぐの味が後回しになり値段ばかりが先行している様に感じます。」つまり、味の有るふぐと無いふぐが区別化されていない様に感じられます。

生産者様は「餌、環境を工夫」する事でふぐ養殖の拘りを追及し、仲卸さんも味と品質に付加価値値段を付け、料理人さんも繊細なふぐだからこそ素材に合う値段を適正価格としたルールを養殖だからで一括りにするのではなく適正価格ランクを示して貰いたいと思います。そこで、美味いの追求が業界と市場に活気を生み、味の追求が出来てこそ高級ふぐの付加価値は継続されると思います。

つまり、養殖ふぐは今後市場で「ランクで分け、美味しいと、不味いのケジメ」を付けて区別を値段に表現して頂ければもっと需要は伸びるでしょう。それが、「味、健康、芸術」の三大要素を使い切る事で「プロ」としての心構えとして(生産・加工・料理)の正しき流通に於いての責任判断が求められております。

つまり、世界に向けた営業戦略を考えた場合、当然、養殖ふぐが主体に成るわけですから、まず、”生産、加工、販売“に於ける安心安全が確立されることになります。

5)つまり、世界に向けた営業戦略を考えた場合、当然、養殖ふぐが主体に成るわけですから、まず、”生産、加工、販売“に於ける安心安全が確立されることになります。
これによって、“養殖ふぐ肝食”の流通が可能になり、さらに、日本の和食そのもののレベルが高まることと理解すべきではないでしょうか。ここに至って、日本でしか出来ない付加価値を有する世界最大のチャンスであると考えます。

何故ならば今だ、国内の養殖ふぐ肝の「テトロドトキシンTTX」は30年以上の間に於いて検出されていないと言う事です。その責任に至る法整備を整える事で、ふぐだから出来る完全システムを確立させられたら日本は世界の水産王国としての頂点に立つ事になると思います。
安心安全の最高の料理システムとトレーサビリティーの確立を成す最大のチャンスであると思います。これは日本の料理文化の歴史が更にレベルが高まる事と思います。

ミツイ水産の想い